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CEO 写真

地球規模での気候変動や感染症の世界的流行、IT技術の急速な進展などにより将来の予測が困難な「VUCA(ブーカ)」の時代において、社会から企業に求められることが変わってきています。企業価値を高めるためには収益力だけでなく、しっかりと社会課題に取り組んでいくことが大切だと考えています。当社グループでは、サステナビリティ基本方針や人権方針を策定し、従業員や有識者などステークホルダーとの意見交換を経て特定した5つのマテリアリティについて具体的な数値目標を設定して改善行動を全社的に進めております。

当社グループの株式会社キタムラが運営する「カメラのキタムラ」では、サステナビリティという概念が広がる以前から、お客様のお使いになったカメラを買い取り、点検・修理し、リユース品として次のお客様へ販売してきました。使われなくなったものを再利用、必要な人々に循環させることは、地球環境課題の解決の一助となると考えています。今後もお客様と共に「物を大切にする心」を持って循環型社会への取組みとして継続してまいります。このようにリユース事業をはじめとした私たちの事業は、環境に向き合いながら写真文化の継承に寄与してきたと自負しており、SDGsと軌を一にしていると考えています。

私は、当社グループの持続可能な成長は、お客様への価値提供、事業を通じた収益獲得、従業員の成長、そして社会性、といった4つの要素すべてを満たす経営判断を行っていくことで実現できると考えます。こうした活動を通して、株主・投資家・お客様をはじめすべてのステークホルダーのみなさまからの信頼を積み上げ成長していくことこそが、私たちの使命です。これからも、当社グループの「ときを映し、こころと生きる」というミッションの下、人々の人生100年に寄り添い、社会課題の解決、そしてフォトライフの充実による幸せの追求に尽力してまいります。

株式会社キタムラ・ホールディングス
代表取締役 社長執行役員 CEO 兼 サステナビリティ委員長

武田 宣

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