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KIZUNA 〉2026 / 10 / 28
KHDグループの仕事人たち

vol.18

楢﨑 純也

キタムラ 経理財務部 出納・設備チーム サブリーダー

キタムラ・ホールディングス グループには、その道を究めた「プロフェッショナル」が数多く所属しています。カメラ・時計修理の名工からプリント&印刷のエキスパート、メガネ販売の専門家、商品企画、デザイナーまで。フォト&ライフ・カンパニーにおけるプロの仕事に迫る連載記事です。

本連載の18回目にご登場いただくのは、キタムラの経理部門で活躍している楢﨑 純也さん。現在は、全国にあるカメラのキタムラの固定資産やリース資産の管理を担当しており、約10年間経理のプロフェッショナルとしてこの会社で働き続けている。そんな楢﨑さんに、プロフェッショナルとして大切にしていることについて、語っていただきました。

PROFILE

楢﨑 純也さん(人物画像)

楢﨑 純也 さん

JUNYA NARASAKI

キタムラ 経理財務部 出納・設備チーム サブリーダー

大阪府出身。カメラのキタムラなんばCITY店での勤務ののちに、2015年にキタムラの管理本部が集結する高知事務所に異動。店舗の資金管理業務や家賃の契約管理業務などを担当したのちに、現在の固定資産・リース管理を担当するように。

相手を思いやって初めて、専門知識が活きてくる。

学生の頃から簿記の資格を取得するなど、自身の専門知識を熱心に深めてきた楢﨑さん。経理領域の業務は、法律や制度の改正に対して専門知識を駆使して迅速に対応しなければならない反面、日々の店舗業務や会社の仕組みに落とし込むことは、非常に難しい。その中でも特に難しいと感じていることは、誰にでも理解してもらえるように説明することだと話してくれた。

「学生時代に独学で勉強していたものの、実際に簿記の知識を実務で活かすことは、仕事を始めた当初は非常に難しかったです。キタムラのように、全国に店舗が存在する会社の資金の流れを理解することはそう簡単ではありませんでした。だからこそ、誰にでも理解してもらえるように説明することが何よりも大切だと考えています」

専門用語も多く説明も複雑になりやすい経理業務だが、お店で働く人の立場にたって説明をすることを大切にしていると、楢﨑さんは教えてくれた。

「経理という仕事は、一人で黙々と仕事をしているイメージを持たれがちな仕事ですが、実は非常に多くの人とのコミュニケーションが必要な仕事です。自部署で完結する仕事はほぼないことはもちろん、訂正をお願いすることも多い業務です。意図を正しく理解してもらいながら、相手に不快な気持ちをさせてしまったり、『この人の言い方はとても厳しいな』と必要以上に思われてしまわないための気づかいが必要です。知識も大切ですが、相手の立場に立ってコミュニケーションをとろうとする姿勢が何よりも重要です」

全国のお店と関わる仕事だからこそ、
事象のひとつひとつに正確に耳を傾ける

「経理という仕事は、ものごとの根拠を説明する仕事だと考えています」

楢﨑さんに、そう考える理由を尋ねた。

「この会社は全国にあるお店の商売で成り立っており、金額の大小は問わず一つひとつのお会計の積み重ねが会社の資金の流れを作っています。経理という仕事は、資産や資金を正確に管理し、時には税務署や役所へ説明する義務のある仕事であるため、資金の流れの経緯や根拠を正確に把握しなければいけません。曖昧な説明では税務署や役所には通用しないため、一つひとつの資金の流れの事情や理由を詳細にヒアリングするように、心がけています」

どんな局面でも丁寧なコミュニケーションを怠らないことが、大切なことだと教えてくれた。期日やルールを守ることも重要だが、それらを守りやすい環境を作ることも自分の仕事だと楢﨑さんは自負していた。

写真や思い出を扱う企業として、存続していくために。

そんな楢﨑さんに、未来について考えていることを訊いてみた。

「スマートフォンの普及により、写真を撮ること自体はより身近になってきています。一方で、私たちの会社の在り方は私の入社当時と比べても大きく変わってきました。写真プリントやフィルム現像の需要はデジタルデータに代替されることも増えてきましたが、写真を撮ることの需要が無くなることはないと思うのです。時代が移り変わっても、写真プリントやフィルム現像を必要とする方は必ずいらっしゃいます。そういった方の最後の砦としも私たちはお客さまに価値を提供し続けるべきだと思っています。どんな形であれ私たちは、『思い出を残す』ということを変わらず提供し続けていく必要があると思うのです。

今も昔も変わらず、『写真のことはキタムラに相談しよう』と思ってもらえる企業として存続し続ける、それが私の目標なのかもしれません」

NARASAKI'S CHOICE

しまうまプラス

スタジオマリオで撮影した写真データをアクリルグッズに

楢﨑さんのお子さんが、スタジオマリオで撮影したときの写真データを、しまうまプリントが提供するサービス「しまうまプラス」を利用してグッズ化したそうだ。

「同じ写真グッズでも、いろんな会社のサービスを試してみることができるというのは、このグループの強味ですね」と笑顔で語ってくれた。

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