2026年6月7日(日)、日本学生写真部連盟(FUPC)が主催する「フォトマッチインターカレッジ(以下、「フォトマッチインカレ」)」東日本大会」が新宿本社で開催されました。大学写真部のナンバーワンを競う本大会には計8大学が参戦。フォトクリエイト プロフォト部 佐藤 亮さんが司会を務め、会場は若きクリエイターたちの情熱と熱気に包まれました。未来のカメラ文化を担う学生たちの真剣な眼差しと、大会を支えた佐藤さんの想いを、当日の熱狂とともにレポートします。
2017年から続くフォトマッチインカレ
フォトマッチインカレは、大学対抗の風景写真競技会として、2017年にスタートしました。写真で競う歓びや大学同士の交流等、大学写真部に新たな価値を提供しています。東日本・西日本そして北海道の各地方で大会を行った上で、8月に北海道の網走市に優秀校が集まり全国大会が開催されます。今回の東日本大会は、各地から集まった計8大学の写真部が参戦し、それぞれの写真を愛する情熱と技術をぶつけ合いました。
カメラのキタムラとフォトクリエイトは、このフォトマッチインカレを主催する日本学生写真部連盟の賛助会員を務めており、日頃から若者たちの多様な写真活動を応援しています。その繋がりから、今回は未来のカメラ文化を担う学生たちのために、本社のワンフロアを丸ごと決戦の舞台としてお貸し出しすることになりました。
フォトマッチインカレは、各大学3名で1チームとなり、頂点を目指すチーム戦です。競技は1試合につき1対1の対決を計5回行う総力戦で、勝敗の鍵はチームの「戦略」にあります。メンバーは「どの写真をどの順番で出すか」を徹底的に相談し、合図とともに両校の選んだ作品が大スクリーンに同時に映し出されます。この緊迫の一瞬をジャッジするのは3名のプロフェッショナル。「発見力」「構成力」「技術力」という3つの厳格な基準のもと、どちらの写真が優れているかをリアルタイムでシビアに判定します。この対戦を5回繰り返し、最終的に多くのポイントを獲得したチームが勝利を収めます。
これは単なる作品の発表会ではありません。学生たちの磨き抜かれた技術と鋭い感性が真っ向からぶつかり合う、真剣勝負の舞台です。
歓喜と熱気が交錯する激闘
大会が始まると、それまで静かだった会場は、一気に張り詰めた空気と熱い熱気に包まれました。戦いのステージに上がった学生たちの表情は真剣そのものです。自分たちがファインダー越しに世界を見つめ、こだわり抜いてシャッターを切った「大切な一瞬」を会場の大きなスクリーンに映し出していきます。
厳正に評価され、ジャッジの判定結果が表示されるその瞬間を、学生たちは神頼みをするかのような面持ちでじっと見つめています。その一喜一憂する緊張感は、試合を見守る人達にもドキドキ感として伝わります。
手に汗握る激戦の末、リーグ戦を勝ち抜き、見事に全国大会への出場切符を手にした大学が決定しました。今回の東日本大会で、栄えある優勝に輝いたのは千葉工業大学、そして見事な戦いぶりで準優勝を掴み取ったのは日本大学です。
名前を呼ばれたチームのメンバーは、お互いに満面の笑顔で力強いハイタッチを交わし、これまでの努力が報われた喜びを全身で爆発させていました。惜しくも敗れてしまった大学の学生たちも、悔しさをにじませながらも、勝者に向けて惜しみない拍手を送り、熱い握手を交わしてお互いの健闘を称え合っていました。
未来を期待する応援のメッセージ
戦いの最後には、白熱した試合を観戦したみなさまからも熱いコメントが寄せられました。一部を抜粋してご紹介します。
網走市教育委員会 湯浅さま
「昨年も網走市で全国大会を開催し、学生の感性が街を変える可能性を持つと感じました。写真を通じた文化を網走のまちづくりにつなげたい。また、フォトマッチインカレを、写真界の箱根駅伝にしたい。市としても全力で応援しています」
日本学生写真部連盟 代表理事 水島さま
「フォトマッチは、終わればノーサイドで一生の友達になるきっかけの場。競っている間は、神頼みするくらいのドキドキ感もある。毎年参加大学数も増えているので、来年も継続して開催したい」
この本格的な大会において、フォトクリエイトの佐藤さんは、学生たちの緊張をほぐしつつ会場の熱量を最大限に引き出す見事な司会ぶりを披露されました。
大役を終えた佐藤さんは、充実した表情で次のように当日の感想を話してくれました。
「昨年初めてこの大会を見て、心から感動したので、ぜひ一緒に盛り上げたいと思い、司会に立候補しました。正直緊張もしたのですが、無事に終わってほっとしています。学生の熱気の中でこのような貴重な機会をいただけて嬉しかったですし、私自身もとても楽しかったです。本当に素敵な大会なので来年ぜひ皆さんに見に来ていただきたいです!」
8月に網走市で開催される全国大会にも、ぜひご注目ください!結果は、FUPCのサイトで公開予定です。
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