キタムラ・ホールディングスグループの強みを掛け合わせ、これまでにない価値を生み出す「撮影教室」。カメラのキタムラ松本/並柳店で「白馬国際クラシック2025」に合わせて開催された教室を皮切りに、カメラのキタムラの地域一番店のオープンに合わせて、各地でぞくぞく開催されています。その企画の中心人物であるフォトクリエイト プロフォト部 佐藤 亮さんに、プロジェクトの裏側と今後の展望をうかがいました。
始まりは「互いの課題」を補い合うためのブレストから
――まず、この撮影教室が始まったきっかけを教えてください
佐藤
2025年の春先、フォトクリエイトがプロカメラマン育成のためのワークショップ集客に苦戦していた時期に、カメラのキタムラ写真教室もコンテンツの拡充と、いかに「カメラのキタムラ」の店舗へ送客・売上貢献するかという課題を抱えていました。 そこで、フォトクリエイトの持つ「スポーツ撮影などの強力なコンテンツ」と、キタムラの「店舗網と発信力」を融合させれば、これまでにないシナジーが生まれると考え、カメラのキタムラ写真教室の教室運営システムを活用した共同運営をスタートさせました。
地域一番店を舞台にした挑戦
――2026年に入り、関東の地域一番店での開催が続きましたね
佐藤
そうなんです。まずカメラのキタムラ市川/北国分店では、2月に『東京ベイ浦安シティマラソン』に合わせた教室を開催し、11名の参加者が早春の湾岸風景の中でランナーを追いました。 また、カメラのキタムラ藤沢/湘南台店でも、3月には『三浦国際市民マラソン』、3月末には『横浜スタジアム』での野球撮影教室が実現しました。
特に横浜スタジアムの教室は、普段は立ち入れないベンチ横のカメラマン特別席から中学野球を撮影できるという希少価値から、非常に高い関心を集めました。これらの教室で撮影された作品は、後日各店舗のギャラリーで展示され、参加者同士が意見交換を行うなど、活発なコミュニティが生まれています。




店舗とユーザーを繋ぐ新たな「コトづくり」の成果
――単なる「学びの場」を超えて、店舗の活性化にも大きく寄与しているそうですね
佐藤
はい。顕著な例として、カメラのキタムラ市川/北国分店で開催した教室があります。こちらの教室には13名の方にご参加いただきましたが、後日、そのうち3名のお客さまが機材の買い替えや下取りのご相談で改めてご来店くださいました。新しい一台へのお買い替えをお手伝いできたことは、私たちにとっても大変嬉しい反響であり、大きな励みとなりました。
――なぜ、そこまでの実績に結びついたのでしょうか?
佐藤
成功の鍵は、現場での「課題発見」と店舗での「解決」をセットにした機材体験会にあります。 撮影実習の直後は、参加者のみなさんが「もっと理想の写真を撮るには、どうすればいいか」という具体的な課題を感じているタイミングです。その熱量が冷めないうちに、店舗で実際に最新機材に触れていただく機会を設けました。
そこで重要だったのが、カメラのキタムラのスタッフによる専門性の高いサポートです。プロの視点から丁寧なアドバイスを行うことで、参加者のみなさんと店舗との間に深い信頼関係が構築されました。その結果、納得感のある機材のアップグレードや、安心感のある下取りへと繋がったのだと考えています。
――店舗のあり方そのものが、変化してきているのですね
佐藤
その通りです。店舗を単に「モノを売る場所」として捉えるのではなく、「写真を楽しむ喜びを分かち合うコミュニティの場」へと変貌させることができました。これはまさに、カメラのキタムラの地域一番店の「撮るを育む写真店」というコンセプトを体現しています。後日、店舗のギャラリーで自身の作品を展示し、仲間やスタッフと語り合う。こうした一連の体験こそが、お客さまが何度も店舗に足を運びたくなる「本当の価値」を生み出しているのだと感じています。

――今後の展望を教えてください
フォトクリエイトが提供できる「スポーツ撮影などの特別なコンテンツ」は、カメラのキタムラの店舗価値を最大化させるための、非常にポテンシャルの高い素材であると自負しています。
今後はこの強力なコンテンツを全国の地域一番店でより手軽に活用いただけるよう、サポート体制を整えていく予定です。店舗のスタッフさんが主役となり、私たちがお届けする「体験」をフックにお客さまとの絆を深めていく。そんな「コト売り」の現場を支えるパートナーとして、全国の地域一番店を盛り上げる一助になれればと考えています。
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