KIZUNA 2025 / 11 / 12
サステナコラム

vol.3

フォトライフの充実

最近では小学校の授業でも取り上げられる「Sustainability(サステナビリティ)」。キタムラ・ホールディングス グループで一番サステナについて想いを馳せている(?)サステナ担当Kが、グループのSDGsへの対応やカーボンニュートラルなど環境問題への取り組みについてその想いを語ります。

フォトライフの充実をはかるKPIとは何か?

秋の遠足シーズンももう終わりで冬支度の頃を迎えましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
秋の遠足といいますと小学生の頃の鋸山への遠足を思い出します。筆者は、千葉県中西部の出身なのですが、おそらく近隣の小学生は必ずといっていいほど鋸山へ秋の遠足に行くのでした。

鋸山は、房州の丘陵地帯の連なる山の峰がのこぎりの刃のように見える風光明媚なところですが、その山頂への登山は子供の足では少々無理があり、上りのロープウェイを利用しての軽いハイキングとなります。

当時の記憶として鮮明に残っていることは、ロープウェイに乗ることが初めてでしたのでわくわくした記憶と乗り場に掲げてあったロープウェイ開通以来の累計の運行距離数の数字の看板があったことです。

その看板曰く「月まであと●●●●㎞」

なんとなく宇宙戦艦ヤマトの地球滅亡までのカウントダウンのような印象と、ロープウェイのぐるぐる回るロープの無限軌道の継続が、月まで行く途方もない距離になるのだなという印象が今でも鮮明に思い出されるのです。

 積み重なっていく途方もない数字

そうです、それが今回の話題である「フォトライフの充実」KPIのお話になります。

キタムラ・ホールディングス グループは、そのサステナビリティ推進にあたっての5つのマテリアリティ(重点課題)の一つに「フォトライフ充実による 幸せで豊かな社会への貢献」を掲げております。

当社グループのこのマテリアリティへの対応をどのように測るのか?そのKPI(Key Performance Indicator/重要業績評価指標)をどう設定するのか、この設定に関しては、2022年度において、各社から選抜されたサステナ推進メンバー間での喧々諤々の議論の末、下記のKPIが導き出されたのでした。

そのKPIとは、「ショット」「カメラズ」という2つの指標です。
2つの指標の詳しい説明は、こちらをご参照いただきたく思いますが、

抽象的な説明としては
「ショット」=写真によって心の動いた回数
「カメラズ」=「ショット」を生み出すカメラ機器類の販売数
と表現するのが良いかと思います。

良い写真を撮りたくてカメラを購入する、こだわりのレンズをそろえる、写真を撮り印刷する、写真を使って年賀状をおくる、家族の写真をスタジオで撮影する、スポーツやイベントのある瞬間を切り取る、アルバムを作成する、フォトブックを作る、出版物を印刷する、写真からグッズを作る、などなど
まさにフォトライフに関わるアクションの総和が「フォトライフ充実」KPIとなります。この数値の積み重なりが、「フォトライフ充実による 幸せで豊かな社会への貢献」度であり、途方もない数字への挑戦となるのかもしれません。

2023年3月期より計測を開始しまして、3期分の数値をこちらに開示しています。
どうでしょう、仮に3期分の双方の累計数値を合計しますと、2,997,497,338となり、これをセンチメートル単位の数値としたら、約3万キロメートルとなります。月までの距離がおおよそ38万キロメートルなのでその道程は、まだまだ始まったばかりです。

2025年10月に途方もない数字への挑戦を一緒に取り組む仲間が増えてました。
お客さまの「フォトライフ充実による 幸せで豊かな社会への貢献」がさらに進むようこれからもサステナビリティへの取り組みを進めていきたいと思います。

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