KIZUNA 2025 / 10 / 29
KHDグループの仕事人たち

vol.06

徳田 一猛

プロフォトパートナー営業部 アルバム特販グループ 課長

キタムラ・ホールディングス グループには、その道を究めた「プロフェッショナル」が数多く所属しています。カメラ・時計修理の名工からプリント&印刷のエキスパート、商品企画、デザイナーまで。フォトライフ・カンパニーにおけるプロの仕事に迫る連載記事です。

本連載の6回目にご登場いただくのは、ラボネットワークのプロフォトパートナー営業部 アルバム特販グループ課長を務める徳田 一猛さん。
キタムラ・ホールディングス グループの中でも歴史が長く、高い営業力で知られるラボネットワークにおいて第一線で活躍されてきた徳田さんに営業職とは何か、長年の経験で培った営業スキルについて語っていただきました。

PROFILE

徳田 一猛さん(人物画像)

徳田 一猛 さん

KAZUTAKA TOKUDA

フジカラー系ラボに中途入社後、ラボネットワークと合併し、同社に加入。営業職として当時の福岡支社、神戸支社を経て、東京本社で新規事業部の部長を務める。現在は磨き続けてきた営業力を後進に伝えている。

営業は一人でやる仕事ではなく、チームでやる仕事

ラボネットワーク赤羽オフィスの会議室には、壁一面に同社が取り扱う商材が並んでおり、長い歴史の中で多くのお客さまの思い出に寄り添ってきたことがうかがえる。その長い歴史と共に、ラボネットワークを営業一筋で支えてきた徳田さんに、写真業界に営業職として入社したきっかけを訊いた。

「風景写真を撮影するのがとても好きだからです。社会人になって働いたお金でNikon FM2(メカニカル一眼レフの完成形との呼び声も高く、ニコンを代表するフィルムカメラ)を初めて購入しました。写真を撮り始めたら夢中になれて、とても楽しく感じることができたため、写真業界に飛び込みました。営業職を選んだのはスーツを着て仕事することに憧れていたからです(笑)」

その後37年間もの間、営業職一筋で働かれている徳田さんになぜ営業職にのめり込んだのか、そして最も営業職で大事なことは何かを問いかけた。

「どんな仕事でも同様ですが、目的に対して期日を決めて、それに沿って仕事をしていきます。営業職はそれに加えてクライアントとの調整が醍醐味です。クライアントと社内の段取りを行い、案件が全てクローズしたときの達成感が好きで営業にのめり込んでいきました。営業は一人ではなく、チームでやります。それが最も大事です」

営業には諦めるという選択肢はありません

長年の営業職として、仕事をする中で普段意識していることは、どんなことなのだろうか。

「いつどこで必要とされるかは分からないので諦めることはありません。営業活動をして断られても、それで終わりではなく顔や名前を覚えていただき、こまめにご連絡をすれば、いつか必要とされる時が来るかもしれません。その為に相談をしたくなるような人になることを意識しています」

ラボネットワークは1985年に創業し、2025年現在で40年の歴史を誇る。同社で27年もの間働かれている徳田さんにとって、最も印象に残ったことは何なのだろうか。

「大手小売企業の年賀状の営業担当をしたときです。規模の大きい取引先で決して一人ではできない仕事だったため、チーム一丸となって立ち向かいました。多くのメンバーの力を借りながら業務を遂行して、結果的には前年比を大きく上回り、約50万枚もの年賀状を受注することができました」

後輩たちに伝えたい4つのこと

今後働く上での、展望や目標について尋ねた。

「今後は後進を育てることに力を入れたいです。これから活躍する後輩たちにきっと役立てて貰えることがあると思うので、積み重ねてきた経験や知見を伝えていきたいです」

営業職で働く若い社員たちを指導している徳田さんに、「必ず伝えていること」は何なのかを教えてもらった。

「4つのことを後輩たちに教えています。人の話をしっかりと聞くこと、自分の意見をしっかりと持つこと、どんな内容でも報連相を徹底すること、最終的な結果に責任を持つことです。全て基本的なことですが、実際に行うのは簡単ではありません。基本的なことを徹底してできる人は良い仕事ができると思います」

TOKUDA'S WORKS

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写真アルバムプロ

ラボネットワークのフラッグシップアルバム

徳田さんが東京で新規事業を立ち上げた際に、メイン商品として展開していた思い入れのある商品。銀塩ならではのなめらかな階調、ナチュラルな色調、豊かなコントラストを持つアルバムで、さまざまな用途に合わせて展開している。

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