KIZUNA 2026 / 06 / 10
サステナ特集

リユース特集02

地域に根差した「ジモティースポット」 カメラに限らないリユースの可能性

キタムラ・ホールディングスグループが推進する「リユース事業」。グループ内には、さまざまな業態の事業が存在します。各現場の具体的な取り組みや、循環型社会の実現に向けた想い、そしてこれからの展望に迫り、リユース事業が持つ可能性について迫ります。

物価高が続く現在に、賢い倹約術の一つとして浸透してきた「リユース品」。今やカメラのような嗜好品だけでなく、家具や洋服、雑貨など多岐にわたる分野で注目されており、今後もリユース市場は右肩上がりで成長することが予想されています。

そんな中、地域のコミュニティ内でまだ使える不要品を譲り合うことができる場所「ジモティースポット」が話題になっています。ジモティースポットとは、不用品を持ち込むだけで必要としている人に譲渡することができ、その中にほしいものがある人は、お得な価格で手に入れることができる場所です。(詳細:https://jmty.co.jp/jmtyspot/)

カメラのキタムラでは、地域の人にとって身近なリユース拠点を運営するノウハウがあることを活かして、四国初となる官民連携型リユース拠点「ジモティースポット 松山久万ノ台店」の運営を担っています。今回の記事では、カメラに限らないリユース商品が集まる場所を育てていく可能性について特集します。

地域に根差したリユース拠点。まだ使えるものを捨てないために

ジモティースポットの最大の特徴は、「使わなくなったものを、無料で処分できる」ということです。通常、不要になったものを処分する際は手数料がかかったり、処分するまでに時間がかかったりすることが一般的ですが、ジモティースポットでは、好きなタイミングで不用品を持ち込むことが可能かつ無料で処分することができるため、誰でも気軽に循環型社会に貢献できます。

個人間の取引ではなく、これまで長年地域の人々と信頼を培ってきたカメラのキタムラの店舗が介することで、「トラブルになったらどうしよう」という利用者の方の懸念を払拭して、より安心・安全なリユース市場を作り出し、多くの方に認知いただくことができています。

また、結果として売れ残ってしまった商品や、売り場に並ぶことなかったモノも、まとめてリサイクル業者や処分場へと運ぶため、個人で処分をするよりも、移動時に排出する二酸化炭素や処理時にかかるコストを大幅に削減することにつながっており、どの視点から見ても地球にやさしい取り組みとなっています。

ただたくさん並べるだけではなくて、
「ほしい」と思ってもらう場所へ育てていく

また、カメラのキタムラでは、ただ集めたものを並べるのではなく、ご来店してくださった方にとって「買おうかな」と思ってもらえるものが少しでも増えるような店舗運営に注力しています。例えば、あまりに摩耗が進んでいる商品は売り場に出さないように気を付けたり、ひきとった商品はできるだけ早く補充し、売り場の空きが目立たないようにしたり…。お店を運営していく上では当たり前かもしれません。しかしながら、カメラをはじめとしたリユース商品の取り扱いの知見があるカメラのキタムラでは、そのきめ細やかな心配りに慣れたスタッフが多く在籍していることもあり、より来店して気持ちがいいと感じてもらえるお店になるよう徹底しています。

また、捨てられてしまうものが増えないよう、売り場にある商品の売価をこまめに見直しています。売価設定は答えのない問いだからこそ、モノやお客さまの反応を見て臨機応変に価格設定をしています。商品を実際に手に取ってくださったお客さまに納得感を感じてもらえる売価を設定することで売れ残る商品を減らし、循環型社会への貢献を図っています。

よりたくさんの「モノ」を循環させる場所を育てる
リユース企業として成長していくために

ジモティースポットに運営・出店企画に尽力しているカメラのキタムラ 店舗事業部 ジモティースポット ブロック長 高見 秀幸さんに今後の展望についてうかがいました。

高見「ジモティースポットは従来カメラのキタムラで実施していた『買取』とはビジネスモデルが異なるため、より気軽に地域の方に利用してもらえる場所だと感じています。より気軽に、モノを循環させていく場所であるこの『ジモティースポット』を育てていくことは、可能性に満ち溢れていると考えています。将来的には、ゆくゆくは、もっとたくさんの種類のモノが行きかう場所へと育てたいです。

また、カメラのキタムラでは、こやし屋との協業や出張買取品目の増加など、カメラに限らないモノを買い取る企業へと成長してきています。そうやって買い取ったさまざまなモノが行きかう拠点を、カメラのキタムラの持つ事業基盤と積み重ねてきた信用を活かしながら運営することで、さらなる信頼を積み重ねていきたいです」

\SHARE/

RECOMMEND ISSUE

\あわせて読みたい/

PICK UP

\オススメ記事/

BACK NUMBER

\バックナンバー/

トップへ戻る