
KIZUNA 〉2025 / 09 / 24
推しフォトスポット
「推しフォトスポット」はキタムラ・ホールディングス グループ従業員が推薦する全国各地の撮影地をご紹介。絶景や季節の風景と撮影ポイントを掲載。撮影計画にぜひお役立てください。
一枚の絵画のような美しさ
カメラのキタムラ 志熊 孝一さん

使用レンズ:ニコン Z 40mm f/2
山口県萩市にある笠山椿群生林は、約10ヘクタールの広さにおよそ25,000本ものヤブツバキが自生する名所です。椿は約60タイプに分類されるほど多様性があり、訪れるたびに違った花姿を楽しめます。
開花時期は12月頃から3月下旬までと長く、例年は 2月中旬から3月下旬 が見ごろです。樹上に咲く鮮やかな椿の花はもちろん、地面を赤く彩る「落ち椿」も見どころのひとつです。毎年2月中旬から3月中旬には「萩・椿まつり」も開催され、多くの人でにぎわいます。
敷地が広大なため、形の良い椿や印象的な落ち椿を探しながら、さまざまなアングルでじっくり撮影できます。地面に落ちた赤い花びらが苔の緑に映える様子は、まるで小さな絵画のよう。前景に落ち椿を置き、奥に広がる群生林を背景にするだけでも、時間を忘れて撮影に没頭できるでしょう。木漏れ日や朝夕の斜光など、時間帯によって表情が変わるのも魅力です。
「萩・椿まつり」開催中の休日は人通りが多いため、撮影の際には観覧に来られた方への配慮が必要ですが、奥へ進むと人が少なく、落ち着いて撮影を楽しめます。標準ズームレンズでも十分ですが、マクロレンズや超広角レンズを持参すると、より多彩な表現ができるでしょう。
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