「推しフォトスポット」はキタムラ・ホールディングス グループ従業員が推薦する全国各地の撮影地をご紹介。絶景や季節の風景と撮影ポイントを掲載。撮影計画にぜひお役立てください。
秋の長野を撮り尽くす
カメラのキタムラ 佐藤 裕さん

使用レンズ:FE24-105mm F4 G OSS
秋の長野県内で見られる絶景スポットとして、今回は松本市からアクセスしやすい「高ボッチ高原」と「白骨温泉」を紹介します。
高ボッチ高原は塩尻市の東部に位置する標高1665mのなだらかな高原で、山頂からは北アルプス、諏訪湖、南アルプス、さらに富士山までを見渡すことができる360度の大パノラマが広がります。
初夏から秋にかけてはレンゲツツジやハクサンフウロなど多彩な高山植物が咲き、のんびりと放牧された乳牛が草をはむ風景にも癒されます。
秋は雲海の名所として知られ、10月中旬以降の早朝には高確率で雲海が発生。条件がそろえば、雲海の上に浮かぶ富士山を撮影することもできます。夜は満天の星空が広がり、全国から写真愛好家が集まる人気の撮影スポットです。標高が高く気温が低いため、防寒対策は必須。風が強い日も多いので、真冬並みの装備がおすすめです。公共交通機関はなく、車での移動が基本となります。
もう一つのスポット、白骨温泉は紅葉撮影の穴場として知られています。
10月初旬に山頂から始まる紅葉は、中旬から下旬にかけて中腹・麓へと色づきが進み、ブナやミズナラ、カツラなどが鮮やかに山を染めます。タイミングが合えば、紅葉と雪化粧した山々のコントラストを同時に楽しむこともできます。上高地ほど観光客が多くないため、静かに撮影したい方にもおすすめです。早朝の撮影を終えたら、白濁した湯が特徴の温泉で冷えた身体をゆっくり温めましょう。白骨温泉は松本市内から車で約1時間の距離にあり、高ボッチ高原とあわせて訪れるのに最適です。どちらも道中に狭い箇所があるため、運転に慣れた方と一緒に行くと安心です。


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