絵本の世界に迷い込む、あけぼの子どもの森公園
「推しフォトスポット」はキタムラ・ホールディングス グループ従業員が推薦する全国各地の撮影地をご紹介。絶景や季節の風景と撮影ポイントを掲載。撮影計画にぜひお役立てください。
森と光がつくる北欧の景色を、写真と散策で味わう
カメラのキタムラ 三ツ木 俊洋
レンズ:ソニー FE28-70 f2 GM
埼玉県飯能市にあるトーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園をご紹介します。
北欧の童話世界を思わせる建物が点在する自然豊かなロケーションで、森の中を散策しながら木漏れ日や季節の移ろいを感じられるのが魅力です。特に秋にはメタセコイアやイチョウが色づき、写真映えする景観が広がります。
今回ご紹介する作品は、今年の11月下旬に撮影したばかりの最新ショット。丸みのある建物のフォルムや、遊歩道の先に見える小さな橋など、まるで絵本の1ページに入り込んだような雰囲気を味わえ、お休みの散策にもぴったりです。
入園は無料で、撮影後は併設のカフェでゆっくり過ごすのもおすすめです。さらに毎週土・日曜・祝日には、日没から20:30までライトアップも実施。昼とは違う幻想的なシーンの撮影を楽しめます。
撮影のポイントとしては、休日は来園者が多くなるため、ゆっくり撮影したい場合は朝早めの訪問がおすすめです。園内は木々に囲まれて光が入りにくい場所もあるので、明るめのレンズやISOの調整を意識すると安心です。屋内スペースは限られるため、三脚使用時は周囲への配慮も忘れずに。また、自然の中を歩くので動きやすい靴がベター。雨上がりは足元が滑りやすいので注意しましょう。子ども連れも多い場所のため、人物が写り込む際はマナーを意識しつつ、撮影を楽しんでください。
次に訪れるなら、秩父の自然と酒蔵が並ぶ街をゆっくり歩きながら撮影してみたいです。山あいの景色や広がる渓谷、四季ごとに色を変える木々はもちろん、昔ながらの蔵や石畳の路地、そこに漂う静かな時間も味わいながら、一枚ずつその土地の空気を写真に収められたら理想的です。
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