働きやすい環境をつくるために、もっと内部通報制度について知ろう！

中村：同じ職場の従業員が会社の規則にそぐわないことをしていたりするのを通報することで、自身にとっても、会社にとってもいい方向に動く制度だと思っているのですが、「内部通報」という言葉が固いですよね（笑）

中路：ちょっと取っつきにくい部分もありますよね…ただこの座談会を通じてもっと親しみを感じていただき、誰もが相談しやすいようにしていきたいです。

細川：会社の健全さを保ち、非合理な不利益を受ける人が少なくなるようにしてほしいです！

中路：みなさん、素敵なご意見ありがとうございます！内部通報制度はもちろん、個人を救うというのも重要なのですが、そういう個人が生まれないために環境改善するために存在すると考えています。組織やルールがおかしいと、何度も同じ事象が起きてしまうので、再発しないように環境を変えていくことを目的にしています。

神生：通報した人が不利益にならないことを前提に使うと思います。自分以外の人がそういう環境に立っていたら、通報を勧めるかもしれないです。

中路：確かにいざ自分が使うとなったら不安ですよね。その不安を少しでも解消するために、2つの取り組みをしています。１つ目が通報窓口とは別に「相談窓口」を設けています。通報すべき内容かを迷ったときに気軽に使っていただける窓口があります。

中路：もう一つは通報者をしっかり守ることです。通報後に調査やヒアリングをする際に、必ず通報者保護の必要性をご認識いただきその上でお約束いただいています。また、問題解決後にもフォローアップを行うことを計画しており、不利益や不当な扱いがないかをヒアリングする取り組みを始めています。

中路：新宿本社には各フロアに掲載してあり、店舗や生産工場にもインフォメーションとして掲載しています。ただ、目に留まりづらいのであればもっと工夫が必要だと考えています。この座談会もその一環なのですが、どうすればもっとみなさんに知っていただけると思いますか？

中路：新鮮で素敵な意見ですね！ありがとうございます。検討してみます！

神生：通報前に相談先があることを知ってとても親近感を覚えました。

中路：ありがとうございます！座談会後にアクションしていただいてとても嬉しいです！早速、私たちも通報窓口のインフォメーションを目につきやすい場所に変えるなど実施しました。もっと多くの人に知っていただけるように努めていきます！