「推しフォトスポット」はキタムラ・ホールディングス グループ従業員が推薦する全国各地の撮影地をご紹介。絶景や季節の風景と撮影ポイントを掲載。撮影計画にぜひお役立てください。
空に一番近い美術館
フォトクリエイト 大槻 乃亜


美ヶ原高原美術館は、私が以前長野の店舗で勤務していた際に、店舗の方々と訪れた思い出の場所です。
長野県の中央、八ヶ岳中信高原国定公園の北東部に位置しています。北アルプスをはじめとする雄大な山並みを望む360度の眺望と、200種類以上にも及ぶ高山植物が魅力の「日本一美しい高原」といわれる美ヶ原高原。その一角に、1981年6月、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館として開館しました。
緑あふれる草原の屋外展示場に、現代彫刻を中心とした作品が常設展示されている、スケールの大きな野外彫刻美術館です。屋外だけでなく室内展示場もあり、さまざまなアートを楽しむことができます。
そして例年5月下旬~10月上旬頃には放牧が行われ、雄大な高原でのびのびと過ごす牛の姿を見ることもできます。標高約2,000mに位置するこの高原と美術館では、条件がそろうと美しい雲海を見ることもできます。牧場が霧に包まれると、幻想的な雰囲気の中での撮影も楽しめます。

美術館のモニュメントは屋外に多く点在しており、青空や雲海を背景に撮影できるほか、霧に包まれた状態での撮影も魅力的です。
美ヶ原美術館には、ルーブル美術館の許可を得て世界で初めて復元された「サモトラケのニケ」も展示されています。間近で見る勝利の女神は迫力があり、とても印象的でした。
余談ですが、写真にはありませんが、彫刻家・二口金一の「北の詩」という作品もあります。以前、兵庫県で同氏の作品「北の人」を拝見していたため、思いがけず再会した場所でもありました。
また、展望テラスでは長門牧場のソフトクリームなどを味わうことができ、雄大な景色を眺めながら楽しめたり、バイク乗りにはうれしいワインディングロードの「ビーナスライン」があり、白樺平を通れば美しい白樺林を眺めながらのドライブも楽しめます。


撮影は、やはり天候が大切だと思います。雲の少ない晴天の日や、雲海が出ているタイミングは、特にきれいに撮影しやすいです。
私が訪れた際は、最初は濃霧で少し先も見えないほどでした…(笑)。ただ、その霧が幻想的な雰囲気を生み、普段とは違った写真を撮ることもできました。また、冬季は美術館が休館となることや、美ヶ原高原へ向かう道も濃霧の際は視界が悪くなり運転が危険になることがあるため、注意が必要です。
美術館は屋外展示が多く、坂道や階段もあるため、撮影の際は足元に気を付けてください。想像以上に歩きます!夏場は雲海が見られることもあるので、涼しい朝方の時間帯に訪れるのがおすすめです!


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