最近では小学校の授業でも取り上げられる「Sustainability(サステナビリティ)」。キタムラ・ホールディングス グループで一番サステナについて想いを馳せている(?)サステナ担当Kが、グループのSDGsへの対応やカーボンニュートラルなど環境問題への取り組みについてその想いを語ります。
ある中年男性の小さなSDGsの取り組み
俺のイタリアン・・・しばらく行ってないな~
俺のフレンチ・・・コロナ前に行ったっけ~
俺の魚をくってみろ・・・そういう名店もありますね~
俺の…いろいろありますね
俺のSDGs・・・唐突ですが今回のコラムにお付き合いください・・・
Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標、略してSDGsです。エスディージーズという言葉の響きとともに感じることは、何かやらねばならない話だけど何をすればよいのかわからない。
非常に良い取組をしている企業があるみたいだけど自分の会社は何していたっけ・・・
なんだかわかったようなわからないような・・・
今回は、「俺のSDGs」をお読みいただき、一人の中年男性の日常からSDGsを感じてもらいたいと思います。
① 水を大切にする「俺」
今からずいぶん前の夏の終わり、突然我が家は断水した。夜中3時にトイレに行ったら水がでない。水道局に電話したら、住まいの問題だと。
原因は、住まいの配水ポンプの故障で、部品調達が難しく、20日間も!!断水した。困った…
通常の水道の水圧で供給される1階の開放された水場はさながら難民キャンプである。ちょっと食器を洗うのに2Lペットボトルを10本以上使ってしまう。トイレの水を流すのに1回3本も使ってしまう。お風呂入りたいと思っても銭湯に行かなくてはならない、洗濯はコインランドリーに行かなくてはならない…
「蛇口をひねれば飲める水が出る日本ってすごいんだ、ほんとに!!」を実感した日々でした。
その経験以来、「俺」は、お湯が出てくるまで待っているときに捨てていた水をペットボトルに貯めて、トイレの排水に利用するようになったのです。人間変われば変わるものです。

「SDGs6 安全な水とトイレを世界中に」に繋がる取り組み、水は大切です。
② どこ行った…「俺」のフォークギター
「俺」には中学生の娘がいて、音楽の時間に弾いたことをきっかけにクラシックギターに興味をもったらしい。バスケ部で一緒の友だちがギターを昔から弾けたらしく、高校に行ったらSHISHAMOみたいなバンドをやりたいと言い出した。個人的には、チャットモンチーの方が簡単だよと言いましたが、古いと・・・チャットモンチーが古いって・・・隔世の感ですね。
(ルックスのいいギターを弾けるお友だちがギターとボーカルなら、誰がベースやるんだよとなりそうな予感ですが・・・とりあえずギターを弾ければベースも弾けなくないか・・・)
そうだ、確か従姉の姉さんにもらった白いフォークギターが実家にあったよな~と思い出し、探しに行ったらギターは、所定の位置に無いのです。
「深川の従姉にもらったあのギターどこいったの?」と母親に聞くと、
「あらそれなら○○君(甥っ子)が持って行ったわよ」と回答。
そうか~大学生になったばかりの彼も音楽に目覚めたらしくギターを弾きたくなったらしい。もらいものですが、あの挫折した白いギター、代々使っていける素晴らしいギターとなっているようなのです。
仕方ないか~エレキギターとアンプを高校入学のプレゼントにするか…諦めてエレキギターの品定めを始めましたが、私の高校時代に5万円もしなかったフェンダーギターですら年代物ということでずいぶんと値上がりしていることにびっくりしている今日この頃です。
「SDGs12 つくる責任 つかう責任」に繋がる取り組み、大切なものは捨てずに使いましょう。捨てないでおけば30年の月日とともにまた使う日が来るものです。
③ LET’S プラグオフ&やめよう「つけっぱなし」
待機電力という無駄な電力消費があるのですが、これを減らすのは簡単です。使っていないときにコンセントを抜くことです。就寝中や出かけているときにとにかくコンセントを抜くことです。「俺」は結構まめに抜いているのです。まじめだね~
テレビ、Wi-Fiルータ、洗濯機、ポット、炊飯器、ガスのコントロールユニット、特に非常に厄介なのは、エアコンです。冬季の暖房でエアコン使用しない我が家の場合は、エアコン室外機の自動余熱作動防止のため、プラグオフもしくはブレーカーをオフにしています。待機電力削減の効果覿面です。
また、家族全員でリビングにいるときに、テレビはついているものの全員スマホで好きな動画を見ているという状況になっていることに気付いたのです。見ないテレビのつけっぱなしは、無駄である。そろそろテレビは必要ないのではないか?弱電のスマホの方がよほど省電力です。テレビはエアコンより電力を消費します。「見てないのなら消しましょう」という活動を今後の家族会議に上程する予定です。

「SDGs7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに」
「SDGs13 気候変動に具体的な対策を」に繋がる取り組み、まず電気を無駄に使うのをやめることから始めてみればお財布にも優しいです。
④ ゴミ拾いはツキ拾い
「俺」の2025年の年初の目標のうちの一つは「ゴミを拾うこと」でした。2026年も継続としていますが、なかなか完全にはできません。なにせ町中に出ればゴミだらけなのですから・・・
ですので条件付きで「会社にいるとき」「拾うべきと思ったとき」としております。
きっかけは、出勤途中歩いていると毎日たばこの吸い殻などを拾っている会社員紳士をお見掛けし、その姿にインスパイアされての目標スタートとなりました。
それはある日のこと、「俺」は、とある競技に出場するため、行きつけの試合会場のあるビルに向かいました。ビルのエレベーターに乗ると、寺山修司作詞の「あしたのジョー」のテーマが、尾藤イサオの歌声とともに頭の中で鳴り響きます。
上りのエレベーターの中で「よっし、戦うぞ…行くぞ!」などと自分に言い聞かせます。
そんなとき、ふと見下ろすとエレベーターの中にゴミがあったのです。なんとなく拾いまして、会場内のごみ箱に捨てました。そのゴミが拾うべきと言ったからです。
そのご利益か、その日の競技は戦略通りとはいかないものの、かなりのツキがございまして気分よく帰れました。下りのエレベーターでは、「だけど~ルルル~…」のマイナーな気持ちにならずにすみました。ゴミ拾いはツキ拾いなり。明日はどっちかというとゴミを拾うことを継続です。オフィスの床の髪の毛の毛玉もコロコロで取りましょう。

「SDGs11 住み続けられるまちづくりを」に繋がる取り組み、ゴミをなるべく出さずにゴミを片付けて綺麗な街をつくりましょう。
⑤ 善人はよく道を聞かれる
どうやら「俺」は、善人の顔相をしているらしく、町中にいるとよく道を聞かれます。困っている人から声をかけられることが多いのです。しかも海外の方々からです。
それは、昔の電気街、現ジャパンカルチャーの聖地秋葉原に前出の娘と行ったときのことでした。
土曜日の昼下がり、K-1ファイターのアーネスト・ホーストのような御仁とティナ・ターナー似の婦人から話しかけられたのです。小さなお子さんも2人つれています。アーネスト氏は既にバトルフェイスとなり、かなり困っているというよりは、何とかしろよと脅すような勢いです。話している言葉は、英語でもなければ、オランダ語でもない、アフリカ特有の言語のようです。おそらくスワヒリ語か?
よく聞いていると「…サイ、ゼ~リア…」と聞き取れます。
どうやら食事したくイタリアンのサイゼリアを探しているのですが、たどり着けずに困り果てている様子でした。スマホを片手に探しているけど、たどり着けずに、奥さまからもお腹をすかした子どもを人質にプレッシャーをかけられ、家長としての誇りが傷つけられているのは明白です。故にバトルフェイスとなっている模様・・・
「俺」は、オーケーと言い、ヨドバシカメラのサイゼリアのところまで引率し案内しました。ついでに我々も同じサイゼリアで一緒に食事をしました。アーネスト氏のご家族はたくさんご注文しにぎやかにイタリアンを食しておりました。
娘とともに先に帰ろうとしたところ、アーネスト氏はお礼とともに我々のビルを渡せとのジェスチャー・・・素晴らしい異文化コミュニケーション、人助けしたつもりはないのですが、ご厚意に甘えさせていただきました。
「SDGs2 飢餓をゼロに」に繋がる取り組み、家長としての威厳を取り戻したアーネスト氏の満面の笑顔と奥さまお子さまの楽しい食事を提供しているサイゼリアの知名度の高さを感じました。
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2015年の国連サミットにて全会一致で採択されたSDGsのゴールは2030年であり、あと4年となりました。この11年の間に達成された目標はおそらく無いのかもしれません。
SDGsは締め切りのあるゴールではなく、その取り組みは未来永劫続けるべき内容となっています。まず身の回りの大切な人々のために進めていく、身近なことから始めていくという姿勢が必要なのかもしれません。
そう例えば、
鼻紙2枚を1枚にして使うのもSDGsの始まりかもしれません・・・
追伸
スーパーで持続可能なお米を販売していました。なんでもメタンガスを減少させる育成方法(中干期間延長)で栽培されたお米です。しかも相場より安い価格で販売されていましたのでサステナ担当として5㎏買いました。温暖化ガス低減がお米の育成方法で可能になるなんてすばらしいと思いました。
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