
最近では小学校の授業でも取り上げられる「Sustainability(サステナビリティ)」。キタムラ・ホールディングス グループで一番サステナについて想いを馳せている(?)サステナ担当Kが、グループのSDGsへの対応やカーボンニュートラルなど環境問題への取り組みについてその想いを語ります。
今年も夏がやってきた
暑い夏、日本の夏。
金鳥蚊取線香のCMを思い浮かべてしまうのは、昭和生まれの証だろうか。
なぜこんなに夏が暑くなったのか。私が子供のころの昭和50年代では考えられない暑さだ。子どもの頃に感じた夏の記憶、蝉の声、打ち水、夕立の匂いが懐かしい。
30℃で「涼しいですね」と会話してしまう昨今では、最高気温35℃が当たり前。
高校野球の試合の時間帯もあまりに暑い時間を避けるようになり、7イニング制も導入が検討される時代となった。
ただ暑いだけの夏となっては、少々恐ろしさを感じてしまう。
この猛暑の原因は諸説ある
① 二酸化炭素濃度の上昇による地球温暖化の影響
② 太陽の活動そのものの活発化の影響
③ エルニーニョ現象や偏西風の蛇行など気象影響
④ 3年前のトンガ沖海底火山噴火の成層圏への水蒸気拡散の残響
このような現象が絡み合っての、今日の夏の暑さなのだろう。
我々グループが、企業活動として行っている地球温暖化への対応
① 鹿児島ラボの工場屋根への太陽光パネル設置による自家発電
② 店舗やラボの照明のLED化
③ 使用電力の再生可能エネルギーへの転換
④ ラボの電力使用マネジメントシステムの導入
これらの活動のうち我々グループのGHG(温室効果ガス)排出量を低下させているのは
③の再生可能エネルギーへの切替で、2025年7月現在で700店舗あるうちの70%を既に切り替えている。
こういった取り組みで我々グループGHG Scope1.2の排出量は、コロナ前の頃と比べて、50%以上の削減が達成できている。
これからも少しでも地球にやさしい電気の使い方に今後も取り組み、いずれまた、30℃前後の日本の夏になるように小さな努力を続けていきたい。
※自社における燃料使用での直接排出がScope1、自社が購入・使用した電力、熱、蒸気などのエネルギー起源の間接排出がScope2です。
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