サービスを利用したランナーの方々からSNSで大反響があったフォトクリエイトのサービス「参加者全員プレゼントモデル(以下:全プレ)」について、スポーツ文化事業企画部の家坂 弥来さんと営業部の小菅 萌果さん に、立ち上げの経緯や今後の展望についてお話しいただきました。
「参加者全員プレゼントモデル」とはどんなサービスなのでしょうか
家坂
「フォトクリエイトは「感動をカタチにしてすべての人へ」というミッションを掲げ、人生のかがやく瞬間を一生の想い出として残すためのさまざまなサービスを展開しています。
マラソン大会でも、走っている姿やゴールの瞬間をカメラマンが撮影して『オールスポーツコミュニティ(フォトクリエイトが運営するECサイト)』で販売し、多くのランナーの方々に写真を購入していただいています。
今回私たちが企画した「全プレ」は、従来の写真を購入いただくスタイルではなく、マラソン大会の参加記念品として、大会に出場したランナーの方々全員が、オールスポーツコミュニティで気に入った写真を無料で1枚ダウンロードできるサービスです」
小菅
「従来のマラソン大会の参加記念品はTシャツやタオルなどが多く、走っている自分の写真というのは今までにない新たな参加記念品のカタチだと考えています」
サービス開始のきっかけを教えてください
小菅
「マラソン大会の主催者さまから頻繁にお聞きする課題が、大会にエントリーする人数が集まらないことや、毎年同じような大会内容になってしまっているということです。全プレは、その課題を解決するために企画しました」
家坂
「企画を進める前に、まずはランナーの方々から本当に需要があるのかを調査しました。約2,000人のランナーの方々に「マラソン大会の参加記念品で欲しいもの」という内容でアンケートしたところ、最も多かった回答が「大会中の自身の写真」でした。主催者さまの課題も解決でき、ランナーの方々の需要も満たせる企画だと確信し、企画が開始しました」
運用開始時に障壁などはありましたか
小菅:
「ありました…!主催者さまに提案した際にサービスを褒めて下さることが多いのですが、実際に導入には踏み切っていただけないことが多かったです。理由として「何十年も続いているマラソン大会なので、参加記念品を変えることはとても大きな決断だ」と多くの主催者さまが仰っていました」
家坂
「障壁を乗り越えるために企画部と営業部で毎日必ずミーティングを行い、主催者さまとの打ち合わせのフィードバックをすることで、サービスを改善していきました」
小菅
「お客さまサイドの声を吸い上げる営業部とサービスに落とし込む企画部が密に連携して日々改善したことにより、多くのマラソン大会で導入して頂くことができました」
サービス導入後、ランナーの方々からの反応はどうでしたか
小菅
「とても良い反響がありました!最初に導入していただいた大会で、大会前から多くのランナーの方々が「オールスポーツの写真が参加記念品として1枚もらえる」ことを楽しみにしているという内容をSNSで投稿して下さいました」
家坂
「大会前にSNSでの反響を見て、とても嬉しかったです。もっともっと多くの方に届けたいという気持ちが強くなりました」
最後に今後の展開について教えてください
小菅
「これまでは参加人数が少ない規模感の大会などは、どうしても撮影にお伺いできない大会もあったのですが、全プレの導入によってそういった大会にもお伺いできるようになりました。これからは、今まで写真を届けることができなかった方々にも届けていきたいです」
家坂
「ランナーの方々は、大会で走ったことをずっと覚えていらっしゃると思います。ただ、日常を過ごしていると、大会に向けて練習していた努力や、大会中に必死に走ったことも頭の片隅に追いやられてしまうことがあると思います。そういうときに思い出のフックとなるのが写真の価値だと考えています。1年後、10年後、50年後にも価値があるものだと思うので、もっとたくさんの方々に写真をお届けしたいです」
家坂さん、小菅さんありがとうございました!
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