キタムラ・ホールディングス グループには、その道を究めた「プロフェッショナル」が数多く所属しています。カメラ・時計修理の名工からプリント&印刷のエキスパート、商品企画、デザイナーまで。フォト&ライフ・カンパニーにおけるプロの仕事に迫る連載記事です。
本連載の8回目にご登場いただくのは、ビジョンメガネのアメリア稲城店 店長を務める伝川 貴也さん。2025年10月にキタムラ・ホールディングス グループに仲間入りしたビジョンメガネ。同社で30年近く眼鏡を販売し、豊富な知識・経験・実績でビジョンメガネを牽引しており、メガネ・補聴器を販売するプロフェッショナルである伝川さんに、ビジョンメガネとはどんな会社なのか、どんなキャリアを歩み、どんな未来を目指しているのか、インタビューしました。
PROFILE
伝川 貴也 さん
TAKAYA TSUTAGAWA
ビジョンメガネに新卒入社後、亀戸店に配属。その後、東大島店で店長を務め、関東近郊店舗7店舗を経験。現在、アメリア稲城店の店長を務めている。
お客さまに寄り添って、ぴったりなメガネを提供できる
今年の10月にキタムラ・ホールディングス グループ入りしたE2ケアホールディングス。その中でも、1976年に創業し、長きに渡って老舗総合メガネチェーンストアとして、業界をリードしてきたビジョンメガネとはどんな会社なのか。新卒で入社してから約30年間ビジョンメガネで働く伝川さんに訊いた。
「ビジョンメガネは総合メガネ店のため、老若男女さまざまなお客さまがいらっしゃいます。私たちが販売しているメガネや補聴器は、“生活の一部”です。適切ではないものを使うと、ストレスもかかりますし、頭痛など体調の変化を引き起こす可能性があります。そのため、しっかりお話をお聞きし、お客さまに寄り添って、ぴったりなメガネを提供できるという点がビジョンメガネの強みです」
大学卒業後に、小売業に興味があり関西地区でCMを放映していたビジョンメガネに興味を持ち、入社に至ったという伝川さん。入社後多くの店舗で勤務経験を持つ伝川さんに、仕事でのやりがいを尋ねた。
「メガネ・補聴器をお客さまに提供する際にコミュニケーションを多く取ります。 お客さまが今までどんなメガネ・補聴器を使ってきたのか、使い心地はどうだったのかなどをお聞きします。その後、商品を使っていただき、お客さまにピッタリ合い、喜んで下さったときにはとてもやりがいを感じます」
乗り越えるために、基本を見直す
メガネ・補聴器は、人間の五感に関わる商品であり、生活の質や安全に大きく関わる医療に近い領域のため、海外ではメガネ作製への検眼を行うには医療資格が必要な国もある。日本では、国家資格「眼鏡作製技能士」や公益財団法人テクノエイド協会「認定補聴器技能者」という資格が存在する。それらの資格を所有し、社内資格も最上位クラスまで取得している伝川さん。知識、技術、経験共にプロフェッショナルの伝川さんは、普段どんなことを大事にして仕事をしているだろうか。
「メガネを作成するのには精密な調整技術が必要です。年を重ねるにつれて手先を使った技術は衰えていくため、基本を見直し、初心に戻って仕事をします。技術以外にも心意気の面でも、まずは基本に立ち返ることを大事にしています」
基本を大切にする伝川さんは、店長として店舗を支える後輩社員と接するときにも、その心を忘れない。
「後輩社員と接する上で、大事にしているのは挨拶をすることです。コミュニケーションの基本である"ありがとう”・”ごめんなさい”は絶対に伝えるようにしています」
地域で一番愛される店になるように
今後働く上での、展望や目標を尋ねた。
「最も目標にしているのは、地域一番店を目指すことです。この地域でメガネや補聴器のことでお困りごとがあった際に、一番最初に思い浮かべてもらい、相談しに来店して下さるようなお店にしたいです」
「今後の展望として、後進育成をしっかりと行っていきたいと考えています。長年の知識や経験をしっかりと残していきたいです」
TSUTAGAWA'S CHOICE
ビジョンメガネオリジナルブランド「GENTLEGAZE」と「華色」
長年お客さまと寄り添ってきたからこそ成せるメガネ
ビジョンメガネはオリジナルブランドを多く展開している。
その中でも伝川さんおススメのブランドが「GENTLEGAZE(左側)」と「華色(右側)」。
「GENTLEGAZE」"凛々しくスマート"な色気を漂う大人の男性向け眼鏡であり、重厚感があり高級なビジュアルであり、締め付け感のない掛け心地が魅力である。
「華色」女性向けメガネであり、パーソナルカラーやアクセサリー、メイクを元に自分にあった色合いのメガネを見つけることができる。
RECOMMEND ISSUE
\あわせて読みたい/
BACK NUMBER
\バックナンバー/
PICK UP
\オススメ記事/