「やさしさを、365日そばに」新サービス「しまうまカレンダー」誕生の裏側
“写真を眺める時間”を届けたい
2025年10月28日(火)、しまうまプリントから新サービス「しまうまカレンダー」が誕生しました。
「すべての想いを身近に 時をつなぐ会社になる」をミッションに掲げるしまうまプリントが、今度は日常の中で“写真を眺める時間”を提案します。
パソコンやスマホの中の一枚を、ふと目に入る場所に飾るだけで、心が少しやさしくなる——そんな小さな幸せを届けたいという想いから、このサービスは生まれました。
今回は、サービスの立ち上げを担当した、しまうまプリント グリーティング事業部 田島 美樹さんにお話をうかがいました。
まず、「しまうまカレンダー」を開発したきっかけを教えてください。
田島
「社内外から『しまうまのカレンダーはないの?』という声を多くいただいていました。
これまでプリントやフォトブックを通して“思い出を残す”体験を提供してきましたが、もっと“日常に溶け込む写真の楽しみ方”をつくりたいと考え、今回のサービス化に踏み切りました。
想定したのは、しまうまプリントを日頃から利用してくださっている子育て層のお客さま。世の中にすでに多くのカレンダー作成サービスがある中で、『”しまうまプリントらしさ”とは何か?』を突き詰めるところからスタートしました。ここが一番難しかった部分です」
“やさしい”を合言葉に生まれたデザイン
「しまうまプリントらしさ」をどう定義したのでしょうか。
田島
「行き着いたのは、主役が写真であること・高品質で安くて速いこと・そして”やさしいこと”でした。
この“やさしさ”は、デザインにも、UI・UXにも通じています。メンバーの間では『それってやさしいの?』が合言葉になっていて、紙質・サイズ・角の加工・注文方法まで、すべてに“やさしさ”を込めました。
たとえば、カレンダーの角を丸くして子どもが触っても安全に。
注文は3ステップで完了できるように簡単に。
デザインパターンは個性を表現できるように約100種類に。
など、だれでもかんたんに素敵な仕上がりになるよう工夫しています。
こうした注文体験とカレンダーを手にするまでのすべてから“やさしい”と感じてもらえるようにしました。
キャッチコピー『やさしさを、365日そばに』も、開発チーム全員の想いをそのまま表しています。
私自身、入社して間もない時期にこのプロジェクトを担当しました。
”しまうまプリントらしさ”とは何かを手探りで学びながら、開発やデザイン、経営陣の方々に支えられて形にしていきました。たくさん支えていただいたみなさんに、感謝しています。自身の経験としても、自分の中で“しまうまプリントらしさ”を体感できた貴重な機会でした」
リリース後の反響はいかがですか?
田島
「発売開始から1週間で、すでに多くのご注文をいただいています。特にお子さんやペットの写真でつくる方が多く、カレンダーが日常に溶け込み、特別な写真を365日楽しめるものになっていると感じます。
SNSでも『しまうまプリントがカレンダーを始めたらしいよ』など、投稿していただいています。ましかくサイズとはがきサイズの2種類をご用意しているのですが、写真が大きく印刷できるましかくサイズが人気です」
“触れて感じるやさしさ”を広げていくために
今後の展望を教えてください。
田島
「実際に手に取ってもらうと、紙の質感や手触りの良さをより感じてもらえると思います。ただ、オンライン販売のため、それが伝わりにくいのが課題です。そこで、フォトブック、写真、年賀状の購入者の方にカレンダーのサンプルを同梱し、質感を体験してもらう取り組みを始めました。
ぜひ多くの方に、実際に“触って”カレンダーのやさしさを感じてもらいたいです。
今後はお客さまや社内の声を参考に、機能追加や新プロダクトの開発を進める予定です。“大切な思い出や好きな写真に毎日触れる“という文化を、しまうまプリントらしく育てていきたいです。
これからも、『やさしさを、365日そばに』そんなサービスづくりを続けていきます」
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