KIZUNA 2025 / 05 / 28
KIZUNA NEWS

しまうまプリント発「しまうまプラス」のアクリルグッズ開発秘話

2024年にリリースされた、しまうまプリントの人気サービス「しまうまプラス」について、しまうまプリント 事業開発部 新規事業Gr リーダー 夛田 翔平(ただ しょうへい)さんに、しまうまプラス立ち上げの経緯や今後の展望について、お話をうかがいました。

「しまうまプラス」の概要とコンセプト

2024年にしまうまプリントの新サービスとしてリリースした「しまうまプラス」について、簡単に教えて頂けますか

しまうまプラスは、写真プリント・フォトブックなどの枠にとらわれず自由な商品を企画し販売するストアです。商品ラインナップの第一弾として、2024年8月にアクリルグッズ「ネームキーホルダー」と「モチーフカード」、2024年10月に「フォトキーホルダー」、2025年3月に「アクリルスタンド」を販売開始しました。これらは、プリント事業の枠を超えて、新たな表現方法を模索する中で生まれた商品です。

「しまうまプラス」ストアページ

■ キーホルダー
好きな文字を入力して作るオリジナルのネームキーホルダーと、決まった形に好きな画像を入れて作るフォトキーホルダーの2種類。ネームキーホルダーはハングル文字を含めた8種類のフォントや、好きな色に合わせやすい16色のカラーを展開。一文字ごとに文字色の変更が行えるため、細かく自分の好みの表現ができることもポイント。(キーホルダーのページはこちら

■ モチーフカード
カードのモチーフテーマを「ミュージック」「プロフィール」から選択し、任意の画像と文字を入れて作るオリジナルのアクリルトレカ。透け感がありながらも、アクリルのしっかりとした作りで特別感がアップ。(モチーフカードのページはこちら

■ アクリルスタンド
世界にひとつ、自分だけのアクリルスタンド。自動切り抜き機能を使って、好きな画像を切り抜いたアクリルスタンドがカンタンに作成できます。(アクリルスタンドのページはこちら)

どのようなコンセプトのストアなのでしょうか

しまうまプラスのコンセプトは「あなたのプラスがだれかのプラスに」で、特にユーザーの声を大切にしています。そのため、ストアページのトップにご意見フォームを設置し、お客さまからのフィードバックを積極的に取り入れながら、商品の改善や新たな企画を展開しています。実際に、リリースから半年間で約2,000件のコメントをいただきました。こういったお客さまの声を取り入れた商品や新商品をクイックに出し、トライアンドエラーを繰り返して、お客さまに喜ばれる形にしていく体制をつくりたいという構想を持っているサービスです。

スピード感の秘訣

お客さまの声がスピーディーに商品に反映される体制を構築するのは大変そうですが、実現できる秘訣は何でしょうか

色々ありますが、商品を生産するしまうまプリントラボと密にコミュニケーションが取れるというのは、大きい要素だと考えています。ラボにも、新しいことを試すチームがあり、しまうまプラスのアクリル商品も、元はラボがサンプルを作っていたことがきっかけで商品化に繋がりました。お客さまの声を反映させたサンプルをすぐに作ってもらえますし、定期的な打ち合わせでスムーズに商品改善を進めることができます。

しまうまプラス自体の構想が立ち上がってからリリースまでも、かなり短期間だったとうかがいました

2024年の4月にしまうまプラスの構想が決まって、8月のリリースなので約5ヶ月です。ただ、4月に急に始まったわけではなく、社内の各部門がこれまで研究していたものを組み合わせて形にしました。プロダクト開発部のプラットフォームGrが、この1年研究していた「Shopify」と、ラボが研究・BtoBで販売していたアクリル商品を、私たち新規事業開発部がBtoC向けのサービスに組み立てました。

また、社内にアクリルグッズを個人で使用している従業員が多く、顧客視点でのフィードバックを得やすい環境が整っていたことから、その声をクイックに商品開発に反映できた結果、ネームキーホルダーとモチーフカードが最初の商品として生まれました。

2024年7月中のリリースを目標に進めていたので、無理に公開することも可能な状況でした。しかし、最終的にはお客さまに提供できる品質を追求した結果、リリースを1ヶ月延期し8月末に公開することを判断しました。

今後の展望

しまうまプラスのこれからが楽しみですね!今後にかける想いを教えて下さい

しまうまプラスは今回紹介した商品にとどまらず、子育て層向けなどの商品ラインナップを強化し、さらなる顧客層の拡大を目指します。特に、商材の追加や柔軟な改善サイクルを確立することで、戦略的に新たな市場へと進出する予定です。

個人的な話ですが、今が働き始めて一番楽しいと感じています。理由のひとつは、商品を世に出したときにお客さまの声を聞けることで手触り感があること。ふたつ目は、気兼ねなくチームメンバーとコミュニケーションを取って意見をぶつけ合うことができ、自分でも、チームでも、プロジェクトを進めている実感があることです。今後は、しまうまプラスがしまうまプリントの新たな収益の柱となるよう、自分とチームメンバーとで、地盤を築くことを目指しています。

夛田さん、ありがとうございました!

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