キタムラとカメラのキタムラでは、会社設立以降、初めて「フォトマスター検定」の団体受験を実施します。フォトマスター検定とは、公益財団法人 国際文化カレッジが運営する、写真やカメラの知識を確認しながら写真力UPを目指すことのできる検定試験です。今回団体受験できるのは、写真関連業務の基礎知識レベルとされている2級が対象で、2025年11月17日(月)、18日(火)の試験を、約700人の社員・パートナーが受験する予定です。
今回の取り組みの背景や想いについてキタムラ 営業部長 村井 和博さんに、フォトマスター検定受験のきっかけや資格試験を通して身に付いたと感じていることを資格保有者3名にインタビューしました。
より多くのお客さまに選ばれる店を目指して
カメラのキタムラ 営業本部 村井 和博さん
村井「もともと当社には、写真やカメラについて知識が豊富なスタッフが数多く在籍しています。より多くの写真やカメラが好きなお客さまに喜んでいただけるお店を目指すためにも、その知識を『資格』という形で見える化することが大切だと考え、今回の団体受験を企画しました。
さらに、できるだけ多くのスタッフが受験できるよう、地方会場を手配したり、公式テキストを各店に配布したりと、意欲的に勉強に取り組める環境づくりを通してサポートしています。
また、スタッフ一人ひとりにとっても、改めて知識を体系的に学び直す良い機会になると期待しています。この取り組みを通して、写真やカメラに関する知識をさらに深める機会にしてほしいと考えています。『お客さまに選ばれるお店』になるためには、知識だけでなく、実際に機材を使った経験に基づく提案が欠かせません。資格習得はもちろん、資格試験の勉強で得た知識を実際にカメラに触れながら活かすことにも挑戦してほしいと思います」
体系的な知識習得で自分の撮影技術も向上
カメラのキタムラ東京/渋谷店 大澤 桃葉さん
大澤「私は、就職活動をしている際に準1級を取得しました。写真や映像に関して大学で学びながら、カメラのキタムラ 立川中古買取センターでアルバイトをしていたため、その知識を生かせる業種を探していました。その中で少しでも資格取得が役に立てばと思い、就職活動の合間をぬって勉強していました。
私はもともとフィルムカメラでの撮影が好きで、当時はデジタルカメラにはまだあまり明るくなかったため、フィルムカメラの範囲は力だめし感覚で楽しんで勉強を進めることができたものの、デジタルカメラの範囲は知識を習得するのはなかなか苦労しました。勉強を進めていく上で、デジタルカメラを積極的に触るようになったので、デジタルカメラの知識に詳しくなりました。またその他にも、目で見ているものが写真になるまでのプロセスを体系的に理解できるようになったため、より自分の撮りたいものを撮れるようになったと感じています。
資格試験の勉強を通して、勉強する前よりもカメラの知識が身に付いたことで自信を持って接客できるようになりました。また、お店にいたベテランスタッフとも会話が増え、より働くことが楽しくなったことを覚えています。機会があれば次は1級に挑戦できるよう、今から少しずつ勉強を始めようと思います」
自信をもった接客へつながる
カメラのキタムラ東京/新宿西口店 吉田 浩明さん
吉田「私は、『自分自身のスキルアップと今まで蓄えてきた知識を資格という形で残しておきたい』という気持ちから1級を受験しました。若い頃から写真が大好きで、熱が高じて写真とは関係のない学校に通いながら、写真の専門学校の夏期講習を受講することもありました。
実は私は、一度1級の不合格を経験しました。試験問題が難しかった、というのももちろんですが、学生時代と違って、忙しい店舗業務をこなしながらの受験で、試験勉強の時間を十分確保できなかったことが最大の要因でした。その経験をバネにして、2回目の受験時は猛勉強しました。その勉強の甲斐もあって2回目は無事合格することができました。
やはり勉強して知識をたくさん得たことで、自分の会話や提案の引き出しも増え、お客さまとのお話がより楽しくなりました。自分たちの、カメラの専門知識をいかにお客さまに役立ててもらえるかが、最大の仕事です。知識は多ければ多いほどお客さまへの提案の幅が広がり、喜んでもらうことにつながりやすいと考えています。お店のファンが増えれば自然とカメラのキタムラ全体のファンも増えると信じています。みなさまの合格をお祈りしています!」
取引先やお客さまにより信頼してもらうために
キタムラ イメージング部 部長 多賀 直也さん
多賀「私は、第2回目の開催である2005年に1級を取得しました。学生の頃から写真やカメラが好きでしたが、専門知識をしっかりと勉強したのは、この資格試験時が初めてでした。当時は、休みの日や仕事の合間を見つけてはテキストを開いて勉強していたことを今でも覚えています。
無事合格し、資格を取得した証明となる『資格証明書』を名札の裏に入れて接客するようになりました。お客さまから『すごいね。どんな資格なの?』といったことから話が弾むだけでなく、営業にきたメーカーさんや取引先の方々と『私も受験しました』など、会話のきっかけになることが非常に多かったです。お店を離れて本部で仕事をする今でも、取引先の方からの信頼に繋がっている実感があります。お客さまからも取引先のみなさまからもより信頼してもらえる会社になるよう、合格に向け頑張りましょう!」
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