今年も年賀状シーズンが始まりました。2026年の干支は「午」。
カメラのキタムラとしまうまプリントが、今年もお客さまの想いを届ける一枚にこだわりました。年賀状デザインの紹介と各ブランドならではの工夫や魅力を担当者が語ります。
PROFILE
飯川 貴子 さん
ATSUKO IIKAWA
キタムラ サービスデザイン開発部 デザイングループ
曽我 麻美 さん
ASAMI SOGA
しまうまプリント グリーティング事業部 しまうまEC
岩田 寿一 さん
HISAKAZU IWATA
しまうまプリント グリーティング事業部 NSQEC 岩田 寿一
カメラのキタムラ | 店舗の強みを活かし、より良いサービスを提供
飯川
カメラのキタムラでは、今年も店舗を中心に「最短1時間仕上げ」という最大の強みと、便利な「ラクラク年賀状」を組み合わせて展開していきます。
ラクラク年賀状は、届いた年賀状を店舗にお持ちいただくだけで、「宛名データ化」や「宛名印刷」まで対応が可能で、年賀状注文時にセットでご利用いただくお客さまも多くいらっしゃいます。10月22日(水)より、全国の店舗で年賀状の受付を開始いたしました。
今年のデザインは、午年だからというわけではありませんが、どんな年代の方にもご満足いただけるよう、幅広いテイストのデザインをそろえています。お気に入りの一枚を見つけていただけたらうれしいですね。
特に私のおすすめは「こだわりデザイン」で、8年間継続して携わっていただいている作家の「森本 千絵」さんのデザインです。森本さんの素敵なところは、年賀状のデザインづくりをとても楽しんで取り組んでくださっているところです。デザインの初稿提案時は、毎年お会いしていますがデザイン一つひとつへの想いをお話しくださります。何種類ものデザインを制作していただきましたので、多くのお客さまにご覧になっていただきたいです。
年始のご挨拶を大切にされている方々が、自分の好きなデザインを選び、贈る相手の顔を思い浮かべながら一言を添える--そんな姿を見ると、日本ならではの素敵な文化だと感じます。
市場が縮小を続ける中でも、年賀状づくりを楽しみに来てくださるお客さまに、少しでもワクワクしていただけるように。私たちは、毎年その想いを胸に年賀状づくりと向き合っています。






しまうまプリント | お子さまにも一緒に選んでいただきたい
曽我
しまうまプリントでは、「しまうまプリント」と「ネットスクウェア」の2ブランドで、年賀状のインターネット販売を展開しています。両ブランド、年賀・喪中・寒中合わせて3,000点以上ものデザインをラインアップし、好みやシーンに合わせて自由に選べるのが魅力です。
私が担当しているのは「しまうま年賀」です。メインターゲットは30~40代のお子さまを持つご家族。「誰でも簡単に、楽しく作れる」をコンセプトに、分かりやすい操作設計で、直感的に使えるサイトづくりを意識しています。
さらに、お客さまから寄せられた「使いにくい」「もっとこうしてほしい」などのお問い合わせやアンケート結果を分析し、常に改善を重ねています。
また、親戚・友人・ビジネス用など複数のデザインをまとめて注文したいというニーズにも対応して、追加料金なしで複数デザインを一括注文できるのも便利なポイントです。
注目していただきたいのは、毎年制作しているメインキャラクターのデザインです。今年は、目を引くピンク色の馬をモチーフにしたデザインを制作しました。
私は年賀状デザインに10年ほど携わっており、作家さんとは信頼関係のもとで制作を進めています。メインターゲットを意識し、数年前からはPOPなデザインを増やしているのも特徴です。そして午年の今年は、「しまうま」をモチーフにしたユニークなデザインも登場!ドイツ玩具メーカー・シュライヒのフィギュアを使用した、遊び心ある一枚にもぜひ注目してください。
最後に、年賀状を出すご家庭は年々少なくなっていますがお子さまのいらっしゃるご家庭には、ぜひお子さまと一緒にデザインを選んでいただきたいと思います。成長したお子さまが大人になったとき、「家族で一緒に選んでいたな」と懐かしく思い出してくれたら、それだけで素敵な思い出になるはずです。また、結婚や出産などのご報告も、年始のご挨拶と合わせて伝えることで、より心のこもった一枚になります。
ぜひ「しまうま年賀」のサイトをご覧いただけると幸いです。






リピート率が高く操作しやすい注文サイト
岩田
私は「ネットスクウェア」を担当しています。メインターゲットは、「しまうま年賀」よりもやや上の世代。特に、イラストデザインの豊富さと注文の操作性にこだわっています。
デザイン面では、作品数の多さも大切ですが、それ以上にクオリティの高さを重視しています。社内デザイナーや作家の方々と綿密にやり取りを重ね、ブラッシュアップを繰り返しながら、年賀状として完成度を高めています。
午のモチーフは渋い印象になりやすいため、色や形を柔らかくして、優しい雰囲気になるよう仕上げました。今年は、やわらかく明るいトーンの中にかっこいい馬のシルエットをバランスよく配置し、馬の体が大きくなりすぎないよう調整して足や顔のラインをすっきりと整えることで軽やかに駆けて見えるようにしました。
ネットスクウェアの年賀状サービスは、他社より少し早い9月1日から開始しています。今年は、馬が駆ける姿を描いた前向きなデザインや、どこか懐かしいレトロテイストが人気です。昨年に比べて、華やかで明るいデザインを選ぶ方が増えている印象です。
操作面では、注文方法のわかりやすさを追求しました。入力項目に沿って進むだけでレイアウトが自動で整い、見栄えの良いデザインが完成します。インターネットやスマートフォンの操作が苦手な方でも、迷わず注文完了まで進めるよう、シンプルで使いやすい仕組みを大切にしています。また、注文手順を動画で確認できるようにするなど、サポート機能も充実させています。
そして、「年賀状じまい」という言葉が広がる中で、「STOP!年賀状じまい」という特設ページを開設しました。日本の伝統文化である年賀状のやり取りをこれからも絶やさないよう、年賀状を通じて、ひとりでも多くの方が笑顔になれるよう、そんな想いを込めて取り組んでいます。ぜひ大切な方へ、年賀状を送ってみてください。






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