KIZUNA 2026 / 03 / 11
KIZUNA NEWS

POKER FACEの10年ぶりとなる自社ブランド 「MAIN」が人気の理由とは?

2025年12月13日(土)に、POKER FACEから10年ぶりの自社ブランドとして登場した「MAIN(メイン)」。経年変化を楽しめる嗜好性と、シンプルなデザインでありながらも道具として優れた機能性が、これまで多くのアイウェアを使ってきた30代~50代の大人の男性を中心に支持され、海外のアイウェアショップからも取り扱いの打診が来始めています。

そんな人気が上昇しているブランド「MAIN」の立ち上げに携わっている、マーチャンダイザー 手島 勇人さんに製品へのこだわりと今後の展望について取材しました。

お客さまにより新しい提案をしていくために

手島

POKER FACEから新ブランドを出すのは10年ぶりでした。POKER FACEは今まで多くの自社ブランドを開発して来ましたが、ここ数年はセレクトショップとしての機能を強化してきたこともあり、少しずつその数は減少していました。

私は長年マーチャンダイザーという立場でアイウェアに従事していますが、多くのアイテムに触れながら日々業務する中で、POKER FACEは競合店とどの部分で差別化を図るべきか考えたとき、お客さまにさらにPOKER FACEのファンになってもらうためには、自分たちで開発したブランドを販売していくことが必要だと考えるようになりました。

そんな中、10年前に販売したPOKER FACEの自社ブランド「THE WHITE SCREEN」を手掛ける営業本部長 小山 賢祐さんの後押しもあり、久しぶりに新ブランドの開発を進めることになりました。

こだわりは「経年変化するパーツ」

手島:「MAIN」のコンセプトは、「究極の嗜好品」です。派手な見た目や流行りを追いかけたデザインではなく、ずっと長く使い続けてもらえるシンプルなものにしました。また、長く使い続けることで経年変化を楽しめるパーツを取り入れています。このこだわりがファッション感度の高いメガネ好きの方に興味を持ってもらえて、人気ファッションメディアにも取り上げてもらうことができました。

カラーやシェイプも複数種類あり。

アイウェアのフロント部分とテンプルをつなぐ「リベット」と呼ばれるパーツに、シルバー・真鍮・銅の3種類のパーツバリエーションを準備しました。日々使用するなかで色が変化していくため、経年変化を楽しんだり、磨いて艶を取り戻したりすることを通して、愛着が湧いていきます。革靴を綺麗に磨くこと、デニムの経年変化を楽しむことに通ずると考えています。中でも私のおすすめは銅です。銅をリベット部分に使用している国産アイウェアはこのブランドだけで、世界的な眼鏡の産地と言われる福井県鯖江市でも初の試みでした。デザイン図面をもとに数々の製作所にお願いをしましたが、前例がないため断られることも多々ありました。

諦めずに根気強く探し続けた結果、製作していただける所を見つけることができました。図面をもとに製作所と何度も試行錯誤を重ねながら進めてきたこともあり、構想から発売までに約3年の時間を費やしました。

(上の写真は左からシルバー、真鍮、銅のリベット。シルバーは高級素材であるシルバー925を使用。)

POKER FACE以外でも通用するメガネブランドへ

手島
今後は、商業施設へのPOP UP出店やPOKER FACE以外の店頭で取り扱ってもらうなど、POKER FACEの売場以外でも通用するブランドへと育てていきたいです。私自身マーチャンダイザーの仕事をする中で、多くのアイウェアを試してきた方々は、自分に合ったアイウェアを理解し、選ぶ商品の傾向が安定してくる、と考えています。そんな人たちに「このアイウェアを使い続けたい」と選んでもらえる商品にしたいと思っています。現在も、素材やデザインが異なる次のコレクションの企画を温めています。ブランドの中で選べる商品の幅を広げながらも、「究極の嗜好品」というコンセプトを突き詰めて、よりファッション感度の高いお客さまに刺さるブランドへと成長させていきたいです。

\SHARE/

RECOMMEND ISSUE

\あわせて読みたい/

BACK NUMBER

\バックナンバー/

PICK UP

\オススメ記事/

トップへ戻る