しまうまプリント発!NEWデジタルプリントのサステナビリティとは?
最近では小学校の授業でも取り上げられる「Sustainability(サステナビリティ)」。キタムラ・ホールディングス グループで一番サステナについて想いを馳せている(?)サステナ担当Kが、直近のグループのサステナニュースをお伝えします。
NEWデジタルプリントのサステナ対応をしまうまプリントラボ 春木さんにうかがいました
しまうまプリントの写真プリントサービスの中で、2024年4月よりスタートしたNEWデジタルプリントのサービスとサステナへの取り組みについて、しまうまプリントラボ 上席執行役員 春木俊輔さんにうかがいました。
さっそく春木さんにお聞きしたいのですが、しまうまプリントのサービス
「NEWデジタルプリント」とはどのようなものでしょうか?他のプリントサービスとの違いをお教えください。
「NEWデジタルプリント」とは、最新のデジタル印刷機を使用した写真印刷なのですが、安心の品質で、手頃な価格の新しい写真プリントサービスとなります。
写真プリントの最も一般的な方法は、銀塩プリントといい、光に反応する印画紙にレーザー光を照射して、現像液で化学反応を起こして画像を定着する方式のものです。階調表現や保存性に優れていますが、銀塩という言葉のとおり、銀や化学物質を使用するので有害物質を含んだ廃液が出てしまうところが難点といえますが、写真プリントイコール銀塩プリントとなっているのが現状です。
しまうまプリントが提供しているNEWデジタルプリントは、写真専用に設計された最新のデジタル印刷機で仕上げています。銀塩プリントならではの階調感とは異なる魅力を持ちながらも、写真として十分ご満足いただける仕上がりです。
銀塩プリントとデジタルプリントの2つの方式の仕上がりはどの程度の違いなのでしょうか?
下の画像を是非見てほしいのですが、一般的なL版の写真でNEWデジタルプリントと銀塩プリントを比較してみますと
ご覧のようにぱっと見では、大きな違いを感じない程度まで技術革新が進んでいることがわかると思います。NEWデジタルプリントの特徴としては、ビビットな色調の色映えが良いという特徴があります。もちろん銀塩プリントの人肌の滑らかな色感などはなかなか実現できていない部分もあります。
なるほど、銀塩プリントと遜色ない仕上がりですね。NEWデジタルプリントはどのようなメリットがあるのでしょうか?
NEWデジタルプリントは、お客さまの視点に立った場合、価格的なメリットがありますが、写真を作るうえで環境配慮が可能な点が大きな違いです。
銀塩プリントと比較した場合の環境対応メリットとして、
① 水を使用しなくてもプリント可能
② 有害物質を含んだ廃液が出ない
③ 印刷にかかる使用電力が1/3となる
④ 再生紙を使用しているので資材の面でもECO対応となっている
が挙げられます。

環境配慮のサービスを選択するエシカルな消費者にもぴったりということでしょうか。
そのとおりです。さらに、環境配慮という観点はサービス提供の上でも必要と考えられますが、私たちの事業継続の問題点として、今後問題となる可能性が高い写真印刷作業の労働力不足を補うという点でも、NEWデジタルプリントは対応可能な要素があり、人にやさしい技術革新の一例となると考えられます。つまり、ESGのS(=Social(社会/人権や労働基準の遵守)の部分に対しての対応も同時におこなっています。
春木さん、ありがとうございました。価格の面でお客さまへのスマイルを提供と同時に環境と社会的な問題への対応を含んだサービスの提供、三方良しのサービスのこれからに注目です。
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