2025年5月27日(火)・28日(水)に、カメラのキタムラが運営する「カメラのキタムラ」「スタジオマリオ」「アップル製品サービス」全店の店長が一堂に会し、総店長会が開催されました。その様子を、運営を担当したカメラのキタムラ 店舗事業部 店舗教育部の森 智子さんにうかがいました。
PROFILE

森 智子 さん
TOMOKO MORI
カメラのキタムラ 執行役員 店舗教育部 部長
担当領域は、組織開発・人財開発・採用。人と組織に関連した実務実績から、今回の総店長会プロジェクトの中枢メンバーとして携わる。
「全員経営=全社一丸」
熱いスローガンのもと、未来へ向けた一歩を踏み出す
2025年5月27日(火)・28日(水)、「カメラのキタムラ 2025年度 総店長会」が千葉県にあるTKP東京ベイ幕張で開催されました。全国から750名を超える店長・社員が一堂に会し、1泊2日の熱気あふれる時間を共有しました。
総店長会は、力強いメッセージが込められたオープニング動画でスタート。会場が静まり返る中、スクリーンに映し出された映像に誰もが引き込まれました。そして始まったのは、かつてない規模で行われた朝礼。750名による力強い「経営思想」の唱和が会場を包み込み、90年間続くキタムラのDNAを全員で体現する光景は、まさに圧巻でした。
カメラのキタムラ 社長の山﨑さんから「お客さまから選ばれる店になる」という強い意志とともに、コロナ禍で希薄になっていた本部と現場、社員同士のつながりを再構築する決意が語られました。また、山﨑さん・キタムラ 社長の柳沢さんの両名より2025年度の経営方針・戦略も発表され、社員一人ひとりが会社の未来に向けた意思を共有しました。
そして、社員にとって象徴的な存在であるファウンダー名誉会長 北村さんのスピーチには、久しぶりの再会となった社員も多く、一言一句を逃すまいと、会場全体が静まり返るほど真剣に耳を傾けていました。スピーチに込められた感謝と未来への希望のメッセージは多くの心を打ち、温かい拍手が会場に響き渡りました。また、名誉会長と一緒に登壇した前社長 浜田さんと共に視聴した、お客さまからのありがとうが詰まった動画を通じて、事業の社会的意義を改めて実感し気持ちを新たにしました。
表彰式では、全国の経常利益優秀店舗が表彰されました。受賞した6名の社員全員が「店の仲間と少し良いものを食べたい」と語る姿からは、謙虚さとチームワークの精神が伝わってきました。その後、撮影には苦労が伴いましたが、750名全員で記念写真を残すことができました。
懇親会では、会長 福本さんからの感謝の言葉に続き、盛大な乾杯が行われました。突然登場したビールサーバー隊により、会場は笑顔と歓声に包まれ、一体感がさらに深まりました。仲間たちは余興を楽しみつつ、思い出を語り合い、コロナ禍以前の活気を取り戻したような、温かな空気に包まれました。
実践と対話を通じて、店舗の未来を形に
2日目は、事業部ごとにわかれ、各店舗の成功事例発表や「店長の声」セッション、知識力を確認する実践的なプログラムなどが行われました。
成功事例発表では、その取り組みを行った担当者が招待されており、その中には新入社員の姿も。緊張の面持ちながら、自身の取り組みとその成功要因について熱意を込めて語りました。聴講した社員たちは真剣に耳を傾け、参考にしたいアイデアを得た参加者も多かったようです。「店長の声」セッションでは、日ごろ感じている課題や意見が共有され、本部と現場との相互理解を深める貴重な機会となりました。最後には本部員たちが、帰路につく店長たちを見送る姿が印象的でした。
「全員経営」への理解と決意を胸に、次のステージへ
今回の総店長会は、単なる会議ではなく、社員一人ひとりが「全員経営=全社一丸」「お客さまから選ばれる店になる」という想いを再確認する特別な時間となりました。店舗に戻ったあとも、会場で感じた熱気と決意を胸に、また新たな挑戦に向かって歩みを進めていくことでしょう。
750名の熱意が結集したカメラのキタムラ 2025年度 総店長会。この熱気を力に、さらなる成長と進化を目指して、私たちは歩み続けます。
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